Remember,

過去の日記を移動させるべく。それと、格闘ゲームに費やした貴重な時間を思い出してみる。

それでも格ゲーは青春の1ページだったと言わざるをえない #001 1.1k

あと数年で不惑ながら、2016年のGWに帰省した際に実家の本棚を未だにうめ続けるのは新声社の格闘ゲームを題材にしたムック本である。毎年どうにかせにゃと思いながらどうにもできず。

 

 

これは学生時代に買い集めたものであるが、捨てられないままはや10年、いや20年近く。ほとんど絶版であり、でも市場価値はほどんどない。たぶん断捨離ではダメなパターンの典型。

 

 

たぶん一番読み込んだのは、「ストリートファイターⅢ サードストライク」の2冊。これを読み連続技を練習し、他に無いかとネットの掲示板で探し、ムービーやDVDを見て研究していた。一日のうち何割かの時間をこれに費やした頃が確かにあった。

 

 

他には積み上げたままの新声社刊、当時隔週発行のゲーム雑誌「ゲーメスト」、それから派生したコミック雑誌「コミックゲーメスト」から刊行されたコミックの数々。大事にしているのは「4コマグランプリ」(全11巻)や天獅子悦也の「龍虎の拳」シリーズ、「ギース・ハワード」シリーズなど。このころ次々とリリースされた格闘ゲームを題材にアンソロジーコミックが乱発されたのだけども、それを買い集めることに熱中していたんだな…

 

 

ゲーメストが休刊してからは、並行して購入していた「ネオジオフリーク」に集中して、こちらはポスターがついてくるのを部屋に貼りまくってた。未だに貼ったままのリアルバウト餓狼伝説2のリ・シャンフェイ。

 

 

なにやってたんだ、無駄な時間を過ごしたと、切り捨てるのは簡単なんだけども、かけた時間がかなり大きいので、これはある意味青春だったなと気づく。それなりに時間を共有した友人がおり、切磋琢磨したと言えないこともない。

 

今では年に一度会うか会わないか。会った時にもはや格闘ゲームの話をすることもなくなったが。ただ、彼らとは一晩中対戦し続けたり、学校帰りにたまり場になっていたゲームセンターで対戦したり、アツい時間を過ごしたんだ。

 

あれはいったいなんだったんだか

すこし詳細に思い返すことにしてみた。

 

 

一番やりこんだタイトルは「ストリートファイターⅢ」と「リアルバウト餓狼伝説」そして「KOF95」と「KOF96」だった。大阪のゲームメーカーCapcomSNKからリリースされた名作。

 

リアルバウトでキャンセル技を覚え、ゲーム速度の速いKOFストリートファイターでさらに練習を重ね、スーパーコンボや超必殺技のキャンセルをたまにできるようになると、それまでやったことのなかったタイトルに手を出したりして、そこまで至ってやっと「餓狼伝説スペシャル」や「ストリートファイターゼロシリーズ」が名作だということに気づいたのだった。

 

覚えているものだね。