Remember,

過去の日記を移動させるべく。それと、格闘ゲームに費やした貴重な時間を思い出してみる。

餓狼伝説3を体験し、なんとも言えない気分になる #010 1.04k

KOF94はかなりのヒットを見せていたようだが、自分はかなり消極的であまりプレイすることはなかった。正直なところ動きが速すぎてついていけなかったし、三人一組のプレイスタイルがつらかった(少なくとも3人分の動かし方をマスターせねばならないのだ)

 

それまでプレイ経験のあった友人たちは、餓狼伝説チーム・龍虎の拳チームでプレイし、新しいのが好きな?メンバは日本チーム・怒チームなどでプレイするという傾向があったようだ。

 

怒シリーズからキャラクターを持ってくるのは無理やりだなとも思いつつ、ハイデルン・ラルフ・クラークのキャラクター設定はかっこよくは映った。シリーズを追うにつれ、ラルフとクラークのキャラ性能差別化は加速していく。

 

 

さて、その後数カ月たったか、餓狼伝説3というタイトルがリリースされていた。

 

餓狼伝説2、餓狼伝説スペシャル、はそれまでハマってはいなかったが、ラインバトルと世界規模の舞台でステージが設定されているのと、クラウザーと戦うCMがえらく印象的に感じられていた。オーケストラのBGM設定と、あんなでかい飛び道具どうやってかわすの?と。今にして思えば、ラインバトルを前提とした超必殺技設定だったということか。のちのシリーズでは別ラインにもあたり判定の発生する技になっていくが。

 

さて、餓狼伝説3は一つの街が舞台になっているようで、不思議な印象だった。たしかに餓狼伝説1ではサウスタウンを舞台にしていたが、餓狼伝説2と餓狼伝説スペシャルでは世界を舞台に飛び回っていた状況であり、それから一変、一つの街で起こる出来事にフォーカスされていたためだ。

 

当時の学校からの帰り道にあった小さなビデオショップの片隅に設置してあったMVSの筐体でプレイしてみる。キャラ選択の画面が、なんとなくアメリカンな感じでカッコよさを思わせたが、どうやら新キャラが多いらしく困惑する。

 

とりあえず、見た目から香港警察の刑事・ホンフゥを選んでプレイ。最初の対戦相手は固定の4人から選び、その後ストーリー仕立てで展開されていく。

 

…のだが、ライン移動・および攻撃手段が、A+D同時押し、B+C同時押し、で出しづらくラインに移動し攻撃してくるCPUに対しては、一瞬対応が遅れるためガツガツ攻撃をくらいやられてしまった。

 

なんとも消化不良というか、勿体なさを感じたのだが、そのストーリー性には強く引き込まれていった。途中ACCIDENTバトルということで乱入してくるヤマザキという男の怪しさが満点だったためだ。